吉野式グラフ

 世の中、結局は理想論、綺麗ごとが幸を呼んでいると思いませんか?ルールを無視すれば必ずや破綻が来ます。事業も同じで獲りあうものではなく必要とする人に必要な物をお届けするものです。元々は物々交換が基本ですが利便性が無いので通貨、すなわちお金が存在します。儲けると言う字は信じるの横に者と書くように売り手も買い手も信じ合える無いと「良かった=設けた」と気分をよくする事は出来ません。

二つのグラフを作りました、

一つはより健全でより社会から求められる企業、すなわち増収できる企業に育てるには足元から・・・もう一つは起業家の適正、独立経験は人を大きくします、しかし社会ルールやモラルを無視すると破滅、自らを見つめなおしてから独立しても良いかと・・・

各部署内にプロ意識はあるか?・・・社会では1円でも報酬を得たらプロですね、とは言え新入社員に今日から稼げと言っても無理ですが早く一人前になって欲しい。そしてベテラン社員はその位置に対してのプロ意識を持ちより有効な業務をして欲しいですね。

目標の共有は出来ているか?・・・社員は奴隷ではありませんので、ただ奴隷船のように一生懸命櫂を漕げと言ってもやる気が起きませんね、目的地はどこなのか?あと何日でつくのか?着いたらどんな楽しみがあるのか?

3年後のビジョンは見えているか?・・・会社にこれが無かったら最悪、明日のおかずがない冷蔵庫の様なものです、今すぐ企業分析して針路を定めないと!たった36ッか月先の事ですね!「

10年後のビジョンは見えているか?・・・せめて経営陣は持っていたいビジョンですね、ステップもはっきりと!

新規事業案は計画進行しているか?・・・企業は生ものです、お刺身と一緒、そのままにしていくと腐って行きますので常に腐らせないための努力が必要ですね!

社員の年収は業界内では?・・・どんなに明るく楽しくても低収入では困ります!収入を上げるには収益を上げる為、各々が効率の良い仕事をする事で仲間(社員)の足を引っ張らないですね!世の中には343なんて言葉もあります、上の3は給料以上に貢献度が高い社員、次の4は給料程度の仕事をする人、最後の3はほぼ給料泥棒と言われる人で会社に来れば給料が貰えると思っている人を指していますが、最後の3の人も状況が変われば真ん中の4になったり上の3になったりしますので「やる気を起こす」というのも全体の収益を上げる事に大きく左右すると思うんですよ!

女性管理職は多いか?・・・男性にも女性にもタイプがあります、一概に女性の管理職を増やせと言っている訳ではありません、管理職になりたい希望があり、能力も有れば男女関係なく決定権の高い管理職になる会社にしたいですね!

社員の家庭事情を把握しているか?・・・これは国家的問題です、私は以前から大企業の人事担当役員や大臣級の政治家ともよく話題にして来ました。まず長期の単身赴任、南極観測船、遠洋漁業など色々な事情があるのは判りますが可能な限り家庭に父を置いて頂きたい。明日を担う子供の為にも。ご老人を抱えた社員、反抗期の子供がいる世代などに対して温かい処遇が出来る国が先進国であり業界をリードする企業ではないでしょうか!

辛抱強いか?・・・独立ほどワクワクするものは有りません、と同時にヒヤヒヤもするものです。緻密な計画があっても耐え忍ぶ時期も必ずあります。お酒に逃げたりせず耐える自信はありますか?

消費癖はないか?・・・カッコつけるのは後ですよ、身なりはきちんと清潔は必要ですが事業主になったからと言ってブランドで身を固める必要はありません。

賭け事はしないか?・・・素晴らしい能力を持ちながらも博打ですべて失くした人を沢山見て来ました。競馬、競輪、マージャンが悪いとは言いませんが起業するにあたって軌道に乗るまでの10年位は一切やめるくらいの硬い信念を持てないなら企業はしない方がいいでしょうね!

腰を低く対応できるか?・・・町ですれ違う人、横断歩道を渡っている人、すべてお客さんだと思うくらい人に対して「ありがとう」というスタイルで行きたいですね!稲穂のように!成功者に高飛車な人はいませんね!

責任転嫁癖はないか?・・・これの結末は簡単明瞭!スタッフ、社員、お得意様、みんな去って行きます!

自分に甘くないか?・・・少し順調に生き始めると誰しも英雄気分になるものです、俺は許されると。破滅のスタートです<笑>

借金癖はないか?・・・借りればいい、カードでローンにすれば、万が一そんな感覚で生きて来たならその癖は止めましょう。銀行からの融資にしてもよくよく検討しましょう。せっかく持っている自宅などの担保、全て無くすことになりますよ!

研究心は旺盛か?・・・事業主にゴールは有りません、次、その次、その次と考えなくてはいけません。そしてゴールに行きつきたいと思ったら後継者を創り上げなくては無責任になります。これは個人事業や起業家だけではなく一般企業に相手も社長が抱える大きな使命でもあります。

© 2024 吉野クリエイト公式サイト Powered by AFFINGER5